2013年2月5日火曜日

2013-02-05

【東京市場】 振幅もドル円は92円台なかばがしっかりで限定的

前週金曜日に92円90銭台までと93円の大台を試す展開となったドル円。
週明け4日の東京市場でも朝方はしっかりの展開となったが、金曜日の高値を試すことができずもみ合いとなると、短期筋の調整をさそって92円台なかばまで下落。
もっとも、買い遅れ感が目立つ中で下がったところでは買い意欲も強く、調整のうごきも限定的に。その後は92円台後半でもみあった。

金曜日の雇用統計後に大きな振幅を見せたユーロドルはやや頭がおさえられる展開に。
雇用統計後に1.35台から1.37台をつけて1.36台と振幅を経てのレンジ内でのモミ合いだけに、大きな動意はなく、ポジション調整などがやや優勢な展開。

【ロンドン市場】 ドル円93円台に、ユーロは値を落とす

ドル円が一時93円台をつける動きに。
東京市場で92円台中ばがしっかりしており、買い安心感が広がった。
一方ユーロは頭の重い展開。
スペインラホイ政権に汚職疑惑が報じられていたほか、今月総選挙を控えるイタリアにおいて右派ベルルスコーニ陣営の支持率が上昇しているとの報道が懸念を誘った。
週明けのスペイン・イタリア債市場で利回リが上昇(国債価格が下落)、ユーロ売りを誘った。
ユーロドルは1.36を割り込んでストップロスを巻き込んで勢いが出る格好で値を崩し、対円、対ポンドなどでも売りに。

ユーロポンドはこれまでの上昇スピードに警戒感があり
調整が入りやすくなっていたこともあり、大きく値を落とした。
ユーロ円の売りにドル円も93円台を維持できず。

【NY市場】ロンドン市場の流れ続く

ロンドン市場の流れを引き継いでユーロドルの売りが目立った。
イタリア、スペインの政情不安から欧州株が軟調地合いになったことを受けて
米国株も値を落とす展開。
これを受けてユーロドルは1.35台ちょうど、ドル円は92円ちょうどトライまで下落
(東京朝にそれぞれ瞬間大台割れ)
調整の動きが強まる展開となった。
これまでの動きに対する警戒感などが
こうした調整の動きを後押しした格好。

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